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小さな一歩            2014. 5.20 TUE

最近読み始めた本にロバート・マウラーの『脳が教える1つの習慣』というのがあります。本当に変化を望むのであれば脳の仕組みを理解して正しく行動する必要がある…というような内容のようです。

どんなに心から望む夢に向かって頑張ろう!と思ってもやがて抵抗が起こり、一時的には進んでも元に戻る率が高くなる。それは潜在意識が変化を恐れるからだと。

だから、ホントに驚く位些細な行動を起こす方が、恐れや抵抗に気づかれないので長続きし、結果的には近道であると・・・

確かに以前から自己啓発系のセミナーや本を読んでテンションが上がってもやがて落ちるパターンをくり返すケースが多いように思っていました。

この本の内容通りだとすると、まさしくテンションが上がる=変化を求める→ホントにいいのかな?(疑いと迷い)→やはり慣れた前のパターンがいいかな^^(終了)ってことだったのかなと思いました。

以前行っていたソースのワークショップでも【小さな一歩】を始める重要性をお伝えし、私自身も十分理解していたはずだけど、でも、まだまだ欲張っていたのかも?と改めて考えることになりました。

脳は安定を求めるらしいのです。慣れたものを続けていこうとする。意志の力ではなかなか難しいのも納得です。

だとしたら…脳をだまさなくてはいけないようです。

超簡単で失敗しようもない一歩をこっそり続けていき、少しづつ慣らし、やがて習慣にしていくという方法です。

自分に投げかける質問も有効らしいです。質問することで【今、ここ】の自分に気がつきやすくなるというのは他の本でも読んだことがあります。

「○○(自分の望み)のために今日できる小さなことはなに?」

私の場合は「今良い気分でいるために何をしようかな?」です。自分が幸せな気持ちでいることが何よりも大切だと感じているので瞬間瞬間で選択するようにしています。

もちろん、ネガティブな気持ちになることもありますが、TVのチャンネルを変えるように、できるだけ気がついたら問いかけると案外上手くいきます。

深呼吸するのと似ているような気がします。感情に流され混乱する時があっても一呼吸。自分に質問することで自分と感情を分けることができるのです。

前回の日記でも書いたことですが、「今、それを話していて幸せ?」と聞くことで聞かれた方の中に空間が生まれるのだと思います。

数日前に、ふとしたことでネガティブな記憶がくり返しやってくるという経験をしていました。単なるゲーム中のあるミッションが上手くいかず、その失敗を悔やむということがあったのです。

一晩眠れば忘れることができる私にしては珍しく引きずっていました^^

なんでこんなに悔しいのだろう?とずっと不思議に思っていたのです。あと少しでクリアできそうだったからなのか、自分の凡ミスだからなのか、認めたくないのか…ホント謎でした。

でも、やっとわかりました。この思いを知るために、このプロセスを試すために起きていたのだと。

自分のこだわっていた記憶を持ち続けているうちは幸せではありませんでした。手放すためにする方法は何?

答え:日記を書いて外に出すこと。誰かの役に立つかもしれないからオープンすることでした。

もちろん、記憶は消えることはないだろうし悔やむのは確かだろうけど、その都度気がついてクリアにしていけばいいと知ったのは大きいです。

そこから何を学んだのか?

少しでも学べることがあったのだとしたら、それは失敗ではない。次のチャンスで生かせばいい。同じ過ちはくり返さなければいい。

実は、そろそろ更年期ということもあり波がある今日この頃なのです。でも、避けられないことであれば、それと上手に付き合える方法を編み出す必要がある。

ここを上手く超えられたら、きっと何かが見えると思うのです。

なるべく穏やかに幸せに日々を過ごしたい。今一番の願いです。

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