Diary

母心、子心            2014. 5.12 MON

昨日は母の日でした。ここ10年近くは毎年花を贈り、、、と言っても流通の関係で大抵2,3日早く届くというパターンなので日にちはあってないようなものですね^^

そんな関係で【届いたよ】の電話が来るのも当日より早くなるのが例年でしたが今年はなかなか来ない。同じタイミングで手配している姑からは来ていたので忙しいのかな?位に思っていました。

すると前日の23時位に電話が来てビックリ。2日前に届いたけど連絡を忘れていて当日までには!と慌てて気づき電話してくれたと言うのです。

別にここまでの話はよくあることでもあるし全く問題はありません。でも、その後「最近年で忘れっぽくなって困っているの…」と続いたので話が変わってきました。

ちょうどタイミングよく脳についての本を読んでいる時なので、これは!と思い色々とアドバイスをすることになりました。

でも、話しているうちに、これはアドバイスをもらいたいのではなく愚痴を聞いて欲しいという話かな?と思い、カウンセラーモードが発動し受容と共感と励まし・・・という展開に^^

かと言って仕事のように聞ける訳ではなく、娘として起きる反応もあり、まずい展開で終わる可能性も十分ありました。時間帯も深夜近く深刻な話し合いには一番適していないのです。

母の日を前に大喧嘩!は絶対避けたいパターンでした^^

なので一番のポイントは「お母さんは、今、それを話してて良い気分?」と時々確認を取ることでした。

イエスと言えば同意して認め、ノーと言えば別の方向へ視点を持っていくという方法です。

ネガティブな言葉を使えばネガティブな現実が、ポジティブな言葉を使えばポジティブが…という話もしました。

何度か「あなたの言っていることはわかるけど・・・」というやり取りもありました。でも、くり返し例え話を織り交ぜながら伝えるようにしたのです。

話しながら込めたエネルギーは「良い気分♪」でした。母への愛と感謝を送ったのです。「元気でいて欲しい」「楽しく毎日を過ごして欲しい」「幸せでしょ?」と言葉にしても伝えました。

そして、みるみるエネルギーが上がっていくのを感じたのです。

最後には最近お父さんと二人で行っている微笑ましい習慣の報告を受けて、お互い幸せな気持ちになり笑いながら電話を切ることができました。気持ちよく安眠できたのは言うまでもありません^^

次の日、私の中である思いがやってきました。

それは子供の頃の母とのやり取りです。私が学校のことや友達のことで愚痴って母に訴えていた時、昨夜の私の役を母はしてくれていたのではないか?と思ったのです。

当然当時は冷静に受け止め公平な態度で対応していた母に裏切られたと思っていました。「相手の身になって考えなさい」と言われるのが常でホントにつらい思いをしたことを憶えています。

ただ慰めてほしかったのに!真弓は悪くないって言って欲しかっただけなのに…と長い間恨みに思っていたのも事実です。

でも、もし、本当に私の思うように振る舞ってくれていたらどうでしょうか?

場合によっては相手方に怒鳴り込んだり、孤立したり、嫌な思いを引きずったりした可能性もあります。

子供の言い分を鵜呑みにする親はそう多くはないと思いますが、現代のモンスターペアレンツの増加と無関係ではないように思います。

もしかしたら、受け入れてもらえなかったからこそおさまった感情もあったのかなとも思えてきました。

そして、実際子供なので気持ちも変わりやすく、翌日には元気いっぱい学校に通っていたはずです。

子供の気持ちを変える方法…みたいなページを読んだことがあります。

泣いている子供に、空を指さして(子供の目線より高ければ何でもいい)注意を引くと、それが面白いものであったり子供の興味が引けるものであれば簡単に泣き止むそうです。

この時、できれば大人がしゃがんで、同じ目線から指さしてあげればよりいいと思います。

上を向くことで物理的にも涙は止まります。【上を向いて歩こう】という歌にもありますしね♪

そして、何か楽しい話題に切り替えて笑えればあっという間に現実は変わります。

つまり、無意識のうちに母は、私にこれをしてくれていたのだと思います。当時の若かった母が意識的に知っていたとしたらすごいけどね^^

大人になるにつれて少しづつわかり感謝の気持ちと共に、自分の被害妄想的に思っていた気持ちも誤解だったと気づき一歩も二歩も前進です。

もちろん、心理学やカウンセラーとして訓練を受けたり実践をしていく中でわかったことなので全ての人に適応できるかわかりませんが、それでも、その道を目指していく気持ちに迷いはありませんのでがんばります。

とにもかくにも、今が幸せであれば物事は良い風に受け止めることができます。自分の気持ちを安定させエネルギーを上げること。そうすれば他人に優しくできますし寛容さも出てきます。

母の日の気づき  ありがとう♪

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