Personal memory 2

ソース活用編 理想の仕事

ソースワークショップの活用編は「理想の仕事と理想のパートナー」を重点的にみていきます。前回の発見編で自分がワクワクする生き方の要素についてある程度わかってきます。そして、それをさらに進めていくというものでした。

最初の自己紹介も兼ねて前回の自分のソースについて発表しました。そうすることで他の参加者の反応も得ることができます。シナジー効果を高める為にも、自分を知ってもらったり表現していくのは大切なステップです。

しかし、なぜか皆の前に立った時、言葉が詰まり、また、なんともいえない恐怖がやってきて涙が溢れてきました。自分でもすごく意外だったのです。人前で話すという事が特別苦手でもありませんし、なんでこんなに苦しいのか混乱していました。

10名ほどの少人数です。期待に満ちた支持するような暖かい眼差しにもかかわらず・・・。「何かが開きかけているのかもしれないね。もしかしたらトレーナーになるレッスンが助けになるかもしれない」と言われましたが、正直「なんで???」と全然わかりませんでした。

ソースの考えの一つに「過渡期のソース」というものがあります。自分の目指す方向に沿っていて、でも、技術を学んだり経験のステップとしてやっておく必要がある行動の事です。単にお金を稼ぐ為にしておく仕事でもいいし、ついでに学べればもっといい。

一足飛びに望む現実が手に入る訳ではないのです。急にあるボジションに抜てきされたとしても、それをできる能力が育っていなかったり、準備ができていなければ得たとしてもすぐに失ってしまったり、かえって負担になったりすると思う。だから、冷静に自分をきちんと把握することは大切なのです。

人前に立ったことにより改めて現実を知ることになったみたい。自信があると思っていたけどそうでもなかったのかも。発見編で理想の仕事のビジョンを話した時、より多くの可能性をイメージしました。あたかも現実であるがごとく、単なる夢ではなく「そうなるんだ」って感じた。だからリアルに恐くなったのかもしれません。自分に足りないもの、伸ばしたい資質に気がついたのです。

好きなことを話せばいいレベルではなく、もっとプロとして人に聞かせるレベルの話術が必要だと感じました。だから、素のままの自分は、まだまだだって気づいたのです。だから恥ずかしくなり言葉に詰まったのだと思う。そして過去のトラウマも思い出すことになりました。

中学生の道徳の授業でのクラスメイトからの反応。自分では「皆に好かれている人気者。頼りにされている」と信じていた自信が脆くも裏切られた体験。辛い現実を知った。あれ以来、他人の評価を素直に受け入れられないことも思い出した。今なら「味方が百人いれば敵も百人いる。どうってことない♪」って笑えるけどね。

最終日の最後のワークは、過去のよかった時の自分を取り戻す体験をしました。それぞれ歌を歌ったりダンスをしたり、思い思いの自分を取り戻していました。恥ずかしがらず、その時を思い出す衣装や舞台を用意して盛り上がりました。

わたしは、小6の児童会長に立候補した時の立ち会い演説を再現しました。周りの人達を生徒とみなして小6の自分に戻って話したのです。その頃のエネルギーを感じながら「愛と勇気と正義の人である大谷に清き一票をお願いします」と心を込め気持ちを込めて伝えました。

終わった瞬間、自分の力が戻って来た感覚がありました。皆も「投票したくなった。熱いものを感じた」「当選したよね?絶対!」と口々に声をかけてくれたのです。なんだか興奮して、ものすごく幸せでした。

この体験から人々をモティベートしていきたいという気持ちが高まりました。言葉で何かを伝えたい。熱意やパワー、そして共鳴を感じ合いたいと思いました。教えるのではなく相互に引き出し合うような感じ。それが一番していきたいことだとわかりました。

だから、その為にソースのトレーナーになってもいいかなと思いました。自分自身の意外な発見や引き出された体験から、自分で気づいていける素晴らしさに惹かれたのです。

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