Diary

探究者と放浪者             2005.10. 7 FRI

もう思い切ってぶっちゃけてしまおう。

・・・と言うか向き合うことに決め腹をくくろうと思う。ここ半月ほどくり返しやってきたテーマの謎を解明する時が来たように思う。このまま避けては通れないだろう、たぶん(笑)

実は久しぶりに手ごわいクライアントさんと出会うことになりました。最初はご主人がセラピーをお受けになり、数日後、ご主人の変わりようにびっくりし奥様がやってきました。

奥様曰く「急に仏様になったみたいに変わった。」ということ。何事が起きたのか気になってご自身でも試してみたいと思われたようでした。

セラピーを受けて周囲が驚くような変化が起きることは別に珍しいことではありません。モノの見方や考え方が変化することで違った風に自分の人生を受け入れ始めるから当然のことです。でも、実際は数日経つと急にテンション下がったりしがちなんですけどね(笑)

思ったように周りが変化してないことに腹が立ったり、自分がハートを開いたことを急に恥ずかしくなったり、やっぱり全然意味なかったかも?と思い始めたりします。大抵の人は、些細なことで信じ続けることを止めてしまったり自分の殻に閉じこもったりしてしまいます。

でも、一部の人達は、それでも今ある現実との折り合いをつけ、自分が体験したことを活かして行こうと決心します。そう信じて受け入れていかない限り先に進めない人の方が上手くいくのだと思う。

自分が体験したこと、自分が感じたこと受け取ったことに責任を取る事にする・・・実は、その力が奇跡を起こす力になるのだと思います。

誰だって奇跡を起こすことはできます。特別な霊能力やサイキック能力を持つ人達だけの力ではありません。

そもそも、奇跡って何?っていう事にもなりますよね。霊視ができたりオーラが読めたりすること? 未来を予知したり過去を言い当てたり病気を治したりすること?

まさか空中から金を出したり働かないで大金持ちとか望んでいないですよね?(笑)

まあ、そういうことを望んでセラピーを受けに来る人もたまにはいらっしゃいます。でも、多くの人が望んでいることは、自分の使命を知りたい、人間関係を良くしたいではないかしら。

はっきり言うと、サイキックな力や霊的な力を開く必要がある人は、自ら望まなくても仕向けられる、ということです。もちろん低レベルの次元の霊と仲良くなっても平気な人は別ですよ(笑)

だって考えてもみてください。それだけの力を扱うには、それなりの覚悟がいるということになります。真の奉仕の人生を歩む決意をした人にしか授けられないです。

そして、それは、ある部分で人間としての喜びや葛藤を手放さなければいけないということにもなると思います。

葛藤は手放したいぞ、と思うかもしれませんが、葛藤は消えてなくなるのではなく自らの意思や努力で乗り越えていくということになりますので並大抵の決意では難しいです。ある日突然、魔法で消し去ってくれるものではないですからね(笑)

だから時間とお金を払ってセラピーやワークショップを受けて授けられるものでは絶対ないです。もちろん、そういうものが無駄で意味がないとは思いません。ある過程では役に立ちます。それは、自分にとって何が真実かを知るための道のりです。

様々なセラピーやワークショップを受け多くの素晴らしい人達や怪しい人達と出会いながら、自分は何に惹かれるのか、何を怪しく思うのか知る手がかりになるからです。

でも、あまりにも堂々巡りをしてしまってもいけません。本当に真実を探求しているのか放浪者になっていないか見極める必要があります。

ポイントは周りに迷惑をかけていないか、自分自身が幸せなのかどうか、エネルギーの流れが滞ってないかどうかだと思います。

前回の奥様の件は明らかに後者になってしまっていると思います。実際セラピーそのものは慣れているらしく一見カウンセリングもスムースに進んで行きました。でも、肝心な部分が見えてこないのです。

熟練者のガードを崩すのはとても難しいです。それは、もしかしたら、自分でも自分をごまかすことが普通になり過ぎてしまうからかもしれない。たぶん無意識で行っていたのだと思います。わたしは、まんまと騙されました(笑)

そのことに気がついたのはセッションも終盤になりかけた頃です。過去生をふり返り、その人生の意味を見出したりエネルギーの解放をする場面です。上手くいきそうなエネルギーが流れ始めた瞬間・・・逆流しました。

たぶん、今生のご本人の意思が働きコントロールし始めたのかもしれない。美しかったエネルギーがよどみ始め制御不能に陥りました。

その後はマニュアル通りに戻ってくることになりました。正直言って、もう、どうでもよくなってしまいました。失敗だった・・・と思う。わたしが空間を守れなかった、いいように翻弄されてしまった、まだまだ力が足りないということを思い知らされました。

でも、その反面、こうすることが本人の意思であり良かったという思いもあります。すべての人がエネルギーの解放や統合を望んでいる訳ではない。

いざとなった瞬間に「やっぱりやめる」と思ったっていいのです。今回は様子見で次回チャレンジしたって構わないですものね。

実際すぐ翌日に再度のセラピーの申し込みがあったのです。でも、あいにく予約が入っていてお受けすることはできませんでした。もちろん、わたしもリベンジしたいと思いますのでお待ちしています♪(笑)

今回の件は本当にいい機会だったと思います。最近は自分でもなかなか?と油断し始めていたので刺激にもなりました。もっと精進して努めさせていただきたいと思います(笑)

本当は、こんなに個人的なことを日記で書いて大丈夫なのか?という思いも多少ありましたが、やはり特例とはいえ知っていただきたいと思い書いています。もちろん彼女にも読んでいただきたいと考えています。

もう一つ公開しようと思ったのには意味があります(笑)

昨日の朝、夢を見ました。よく見るパターンの夢なのです。それは飛行機に乗ろうと思ってパスポートを忘れ取りに戻るというもの。そして必ず誰か同乗者がいるのです。

今回はわたし以外に3人位仲間がいそうでした。でも、今回は羽田空港みたいで、なんとか戻れそうかも?と言って仲間と離れました。

朝、目が覚めたときは「まただよ〜」と思い、わたしの解釈ではアセンションの波に乗り損ねたと思っているので今回も同じように受け止めました。でも、自分としては、まだまだ全然先のことだと思っているので不思議に思いました。しつこいな〜と思うくらい(笑)

しかし夜になって答えが出ました。例の奥様から別荘にお誘いを受けたのです。他の2人もスピリチュアルな道の方々みたいでした。これか・・・・と。

もちろん霊的な探求をすることを止めはしませんし趣味でされる分には問題はないと思います。でも、大切なことから逃避するためだけに利用するのはどうかと思います。

それに、スピリチュアルを極めるとアセンションになりますが、アセンションはある意味、今生からは消えてしまいますので本当によく考えて道を誤ることがないようお伝えしたいと思います。

まあ本当のところを言えば間違った道というものはないので遠回りしようが失敗しようが大丈夫です。失敗も活かして教訓にし次に繋げればいいのですから。

でも今生ダメなら来世もあるし♪とは思わない。まだまだやれそうなこといっぱいあるからね。簡単にあきらめたくはないです。

地に足をつけることをグラウンディングといいます。このことについては次回の「I believe」でまとめます。

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