Diary

信じる力                 2005. 3.10 THU

やっぱり人生は驚きに満ちている♪と叫びそうになった(笑)

昨日は映画の『ネバーランド』を見に行きました。客席数の少ない劇場だったせいもあるけどチケット売り場ですでに立ち見と宣告されていた。

正直迷ったけど、終了直後に別の映画『アレキサンダー』も見ようと欲張っていた為立ち見を了承。上映期間も残りわずかだったので、このタイミングは外せなかった。立ち見なんて、ホント何年ぶりのことか(笑)

でも、ものすごく良かった! と、いうか見る必要がある映画だったことに感動し意味もなく泣き続けていました。だって「夢を見る力」「信じる力」のストーリーだよ〜

つい先日このHPで新しく立ち上げたコンテンツが「I believe」だもの、シンクロ以外にあり得ないでしょう(笑) そして、主人公のバリーと自分がシンクロして来てたまらなかった。

シンクロが起きて何がすごいかって言うと自分の中であらゆることが繋がってしまうすごさかもしれない。自分のやっていること、考えていること、思いつきを支持してくれたような感覚。

正しい道を歩いていることを勇気づけてくれるような強烈な肯定のエネルギーが身体全体を突き抜けていくような電流が走るような感じ。もちろん、そういう感覚を受け取ることを自分に許しているんだなと思うと自分でも嬉しくなる♪

そして、色々な可能性も思い浮かんでくる。主人公や登場人物を通して自分の過去が見えてくる。理解が起きてくる。わたしの中にも同じような思いがあった。大人になること、生と死の問題、自分の中にある光と闇。

今までも気づいていたけれど、あえて気持ちを向けていなかった出来事などが浮かび上がってくる。本当に面白すぎる。もしかして、もしかして、そういうこと???

わたしの中にも同じように、ずっと子供でいる部分がある。いい大人なのに子供と本気で遊んだりケンカしたりできる。大人になりきれない大人。でも、その反面、本当の子供時代は妙に大人びていた。

周りの誰よりも早く精神は大人にならざるを得なかった理由がある。それはいい面もあり悪い面もあり判定は下せない。でも、今の自分になる為には必要な経験だったと思う。何でもそうだけどね(笑)

だから両方を行き来できる。どちらの気持ちもわかる。たぶん、ネバーランドを自分の内に大切に持っている。永遠の子供でいることを決めている感じもする。

きっと誰の心の中にもネバーランドはある。ピーターパンの物語が100年たっても色褪せないのは、そのせいもあるよね。しばらく忘れていたことを思い出して本当に良かった。

この映画を見たことで益々意欲が湧いて来ました。イメージすること、信じることの素晴らしさを多くの人に伝えたい♪ 

そして、感動も冷めぬまま次の映画館に向かう。実は映画を見るのは数カ月ぶりなのです。白内障が進んでから映画館に行くことをためらうようになりました。今まではコンタクトレンズを入れていれば最後列から余裕で鑑賞できていました。

でも、ある時、字幕がダブって読めない事が判明し途中で退出、コンタクトを外しなんとかメガネで対応という事態にダメージをうけていたのです.

なかなか現実を受け入れることができませんでした。あんな思いはしたくないという恐怖に似た感情。ホントもうすぐ1年になります。現在は更に進行し夜になると本を読むことはできなくなります。入浴中のみリラックスするせいか読めるという不思議(笑)

そんな状態にも少しづつ慣れたのかもしれない。なんとか適応するように妥協する道を選んだように思う。それに、いざとなれば手術を受ければ大丈夫なのはわかっています。

でも、まだしたくない。もしかしたら、どんどん見えなくなっている体験をしたいのかもしれないと思う。

だって、誰にでもできる経験ではない(笑) 不自由さも不便さも貴重な体験かもしれないという好奇心があるうちは大丈夫。なんとかなる♪

そして、いつもの映画館。最後列が指定席だったわたしも、今では前列に移動しました。3分の1くらい前に座ることで問題なく映画を楽しむことができました。

なんだ、やってみれば大丈夫だったことに安心し、今まで意地になって自分のボジションにこだわっていたことに気づく。

結構頑固だったなって(笑) だから、きっとこれからは安心して、また映画館に通うことができると思う。復帰した気分にまたまた嬉しくなる♪

『アレキサンダー』はラジー賞候補にノミネートされるくらい悪評で話題だったと帰って来てから知ってびっくり(笑) 確かに???と思うことは多々あったけどね。

でも、それだけ話題の映画を見たことに少し満足しています。ハリウッド最高額200億円の制作費を賭けた作品というのには正直びっくりしたけど、なかなか面白い映画だったと思う。

歴史の教科書でしか知らないアレキサンダー大王の話を映像で見れたのは考えるきっかけになって良かったです。ここのところ歴史大作ものが多く出てきて改めて本を読んだり勉強できるので興味津々なのです。ちらっとでも反応する部分があればラッキーって感じかな。

事実は誰にもわからないし、歴史物は書く人によって諸説あるところが面白いです。その時代を再現した映像が見れる事も満足。後で本を読んだり考える時の参考になるからね。だから少しでも興味があれば、できるだけこれからもチェックしようと思います。

今回の収穫はペルシャ帝国の雰囲気でした(笑)

以前アカシックレコードのリーディングを受けた時に、わたしの過去生で一番力を持っていたのがペルシャでの人生だと伝えられました。指導者の娘。黒い髪をして馬に乗り女だてらに強い剣士だったと。

わたし自身も元型を思い出すワークを受けた時に、女性の元型として彼女のイメージを感じることができました。どこかで、この受け取ったイメージに繋がる姿を探していました。でも、最近はすっかり忘れていたけどね(笑)

ペルシャ帝国の女性達。その指導者の娘ははかなげな姫のイメージで程遠かったけど、指導者の風貌やハーレムの女性達、また、アレキサンダーの母と妻となった異国の女性のイメージがとても近い感じがしてびっくりした。

強い眼力と妖しい雰囲気、こんな感じではなかったかと思う。

そして、やはり帰りに紀伊国屋書店に寄り『ペルシア神話』を購入する(笑)

今までも、その本があることは知っていたけど読むには至らずでしたが、今回いよいよと覚悟しました。まだ少ししか読んでいませんが何か必要なことが書かれている予感はします。

このように一見遠回りをしつつ辿り着く感覚は嫌いではありません。わかっていても時期が来るまで近づかないのにも意味があると思うから。

さあ、次は、どんな展開へと進んでいくだろう。

どんなことに気づけるのか、気づけなくても何かは得ると思う。それが不思議でもあり、不思議がれる自分が変な気もしつつ謎に近づいていく感覚は楽しいのか怖いのか、両方かな?(笑)

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