Memory

退行催眠療法の記憶

退行催眠療法の記憶は、それぞれの心の中で起きているドラマの再現です。それが真実なのかどうなのかは誰にもわかりません。ただ、その時の本人は、そう思っていると言うだけです。

そのドラマは入り組んでいて最初のうちは全然ストーリーが読めないかもしれません。善悪の判断をしていては本当の筋は見えてこないのです。だから、とりあえず仮のストーリーとして進めていくことになります。

その過程では色々な感情を体験したりします。誤解をしたとしても気にしないで、そのままの目で真実として受け入れてみるのです。

善いとか悪いとかの判断を下さず、誰かを責めたり糾弾しても構わないと思って大丈夫です。良識を持ち出すのはいつでもできます。でも、セラピーの場面では、素直に自分の感情と向き合うことが助けになります。

セラピストの誘導によって、隠しておきたい記憶や感情を引き出されたり、にせの記憶が植え付けられることはありません。抑圧された負の感情は誰にでもあります。それが出てきてもセラピーの場面であれば自由に探求しても安全です。

判断されることは一切ないので、あるがままのイメージを続けていいのです。それは、かなり開放感があります。

記憶はリアルでない方が安全?

過去の人生であれば別の人格なので葛藤は少ないと思います。本当なのかどうかは誰にも証明することはできないので逆に気楽かも(笑)

どんな悪い人であったとしても他人事って思えるかもしれない。だから悩みが深い人は過去世の方が客観的に受けられるのでおすすめです。

別の人生であったとしても、最後にはちゃんと、今生の知りたいことと統合することが出来るので大丈夫です。意味のない人生を体験することなど決してありません。だから気楽にやってみるといいです。

ネガティブな記憶に対しての怖れ

多くの人が心配するのは、自分の記憶が間違っていて、誰かをうらんだり責めたりしたらどうしようということだと思います。変な感情が出てしまい思い出したくない記憶の為に誰かを傷つけたり自分が嫌な思いをしたら・・・と思うのです。

でも、多くの経験を通して言えるのは、「ネガティヴな記憶なんてない」です。物事には必ず両面があります。闇に光を当てれば闇でなくなります。

怖れの正体?

よく、たとえ話で話すのが地下室の物語です。地下室に大事な物があることは知っていても暗いと怖くて先に進めません。懐中電灯を持っているとすると時々小さな影が映ります。もしや?と思うと怖くなって一目散に逃げ出してしまうでしょう。

そのままでは何も得ることが出来ません。今度は勇気を出して灯りをつければいいのです。懐中電灯よりも、もっと大きな、地下室全体を照らす灯りです。

すると、恐ろしかった物影が、可愛いクマちゃんのぬいぐるみだったことに気づく。そうすると安心して地下室を探索することも出来ますし、懐かしいクマちゃんを連れて戻ることもできます。もう以前のように怖れることはなくなりますよね。

・・・この、灯りをつける作業が一時的に作るイメージの記憶です。

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