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認知行動療法(1)        2016. 3.28 MON

今取り組んでいるのは認知行動療法です。見方や考え方のゆがみによって物事を正しく見れなくなっているという風に受け止め、自ら修正していくという方法です。

思い込みを手放していく実際的な方法でもあります。

正しく見れなくなっている…というと間違っているという感じがして抵抗する気持ちも起きますが、そのそも、今、本来の自分が望む状態になっていないのだから「間違っている」でいいのかなと思うのです。

誰に指摘されるのではなく、自分が「あれ?」って気づくのです。

良い悪いに支配されていたのかも?と素直に認める。

誰のために?もちろん、自分の為です。

自分が幸せになるために、自分で自分に決めた呪縛から自由になる。こんなにシンプルなことはない。

前世療法やインナーチャイルドセラピーを行う準備段階で複数の誘導キーワードを決めていく時に、「思い込みのキーワード」を特定します。

ほとんどの人はびっくりもしますが、長く共にある自分の思いに納得し、なんとかしなくては、と思うようです。

しかし、いざこれに気がついても、どう解除していいかわからない。そういう人は多いです。頭でわかっていてもどうしていいかわからない。

それは、習慣になって癖になっているから・・・

自分にとって当たり前のこととして、知らぬ間に身についてしまっているからです。自分の一部になってしまっている。

時に、それから離れることができたとしても、ちょっと疲れた時に、油断した時に、色々意識するのが面倒な時に、気がつくと元に戻ってしまうことはよくあることです。

その位、習慣の力は強力です。

そして、だからこそ、本当に手放すことができたら別人になれます。

根本的なエネルギーの解放を退行催眠療法でできたとしても、今生の習慣によってくり返してきたパターンを変えない限り、慣れた楽な方に流されてしまうのです。

どうやったらいいのか?とずっと考えてきました。かれこれ十年以上は様々な学びを続けてきたと思います。

でも、「これ」という方法に出会うことはありませんでした。

セラピーでは限界があるからです。どんなに素晴らしいセラピーやセミナーを受けたとしても、日常に戻ると元に戻ってしまう、このくり返しです。

回数を重ねれば重ねるほど結果が良いのは事実です。続けていくことで色々なことがわかってくるので深く理解することもできます。

夢や日常の中での気づきも増えてきます。潜在意識がクリアになっていく感覚も得られるようになってきます。

と、言うことは、このまま何回も定期的に受け続けなくてはいけないのだろうか?

…たぶん、それが可能であれば一番確実です。それは、セラピーが日常の一部になるから・・・

「!!」

そうなのです!やがて気がつきました。気づきやひらめきを日常の一部にすればいい。

スポーツ選手が毎日トレーニングをするように、職人が毎日技を磨くように、歌手が毎日レッスンするように・・・

そんな生活が可能だろうか?

・・・

そんな生活が不可能だとでも???

なぜ、できるかできないかを考えるのだろう、と自分の思考パターンに気がつきました。

これも認知療法の一部です。

正解があるわけではないのです。世間一般のルールはルールとして置いといて、自分自身が信じている真実と照らし合わせて考えてみるというのがポイントです。

自分はそれを真実とする世界に生きているのかどうか?

色々考えてみるのも面白いです^^

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