Diary

曇りのち雨のち晴れ          2005.11. 9 WED

割と気候に左右されやすいタイプなのかなと思う。いつもだったら気にならないのに雨が降ったり寒かったりすると気持ちも落ち込み悪い風に考えたりしがち。

でも、そういう人って多いみたい。特にこれからの時期うつを感じやすい季節らしいです。確かに寒かったりしてひきこもり傾向は加速するからね。意識的に気をつけなければ(笑)

先週は偶然なのかもしれないけどタイミングが悪くてキャンセル扱いになったり、伝達が上手く行かなくてすれ違いが多かったように思う。実際、連絡のないままドタキャンされた方がいたりして少々落ち込み気味になっていました。

たぶん、なにか事情はあったのかなと思いたい気持ちです。その方は最初の予約の前日にも風邪気味ということで次の週に変更されたのですが、当日は結局なんのご連絡もなくおみえになりませんでした。

いつもであれば時間を20分ほど過ぎた辺りで電話をさせていただくのですが、この日はなんとなくためらう気持ちがあったのです。たぶん、わたしの中でジャッジする気持ちがあったように思います。

その日は雨が降って、とても寒い日でした。病み上がり(たぶん)なので出たくなかったのではないか、とか、一度変更をしているので言いにくいのかなとか色々考えていました。

それに最初の変更の理由だって本当かどうかはわかりません。メールのやり取りでの感じでも単なる興味本位+受けたいような迷っているような風にも取れたので、まだタイミングではないのかなと判断し流れに任せることにしたのです。

前世療法などのセラピーは、いざとなると躊躇したり迷うことも多いと思います。決して予約をしたからと言って無理して受けるものでもない気がします。まあ、でも勝手にどんどんキャンセルをくり返されても困りますけどね(笑)

と、今は笑って話せる状態にもなっていますし、それなりに意味があって起きたことだと思えるけど当初はかなりこたえました。今までも時にはドタキャンされることはありましたが仕方がないと割り切っていました。

むしろ縁がなくてよかったのではないか、と思ったりしてね(笑)

きっと不快な思いをしたに違いないと自分に言い聞かせたり、そうなるのを防いでくれたと思うようにしたりしたけれど、でも、本音を言えば虚しいなと思います。だって人間だからね。

むしろ気が進まなくなったと素直に言ってくれた方が嬉しいなと思います。だって大切なタイミングだもの。その時延期したくなったりためらったとしても、それも含めてステップだと思うからね。

ホントにいいと思います。杓子定規に予約をしたから受けなくてはいけないと律儀に義理を通さなくても相談してくれれば怒ったりしないのに・・・と残念に思います。ドタキャンしちゃったら二度と連絡できなくなっちゃうでしょ?と言いたい(笑)

・・・と、まあ、こうしてまとめてみると気持ちが伝わらなかったことが悲しかったのだと理解しました。だから落ち込んだ。このHPを通して自分なりにアピールしてきた部分が足りないのだと気がついたのです。だから、もっと努力しなきゃってことだよね。

まあ、こういうことが簡単に皆ができるようになれば誤解や曲解が減り住みよい社会になるような気がするんだけどどうだろう?(笑)

もっと素直に話し合うことができれば、勇気を持ってぶつかる気持ちがあれば、相手のことを勝手に決めつけて逃げることもなくなると思う。怒られるんじゃないか、嫌われるんじゃないか、許してくれないのではないかと思い対話することを恐れているかな。

だから自ら殻をつくり閉じこもり傷をなめてしまう。自分を責めたり正当化したりしている。そういう積み重ねが益々他人と関わることから遠ざけてしまう。

昔は・・・と言うと時代が違うと言われそうだけど、少し昔は自分の殻に閉じこもることを社会が許してくれなかったんだよね。おせっかいな人が何人かいて必ず引っぱり出されていたのです。だからひきこもりなんてできなかった。

もちろん昔だっていたにはいたけど少数だったから恥だと思っていたと思う。誰にもおせっかい焼かれない変人って見られていたりね。今の親みたいに簡単に見過ごしてはくれなかったのです。実際そんなに余裕のある生活をしている人は少なかったから自分だってわかっていたと思う。

経済的に豊かではない社会というのも悪くはないのです。毎日生きるのに精一杯で余計なことを考える余裕がないことは逆に悩まなくていい。

皆が同じ悩みを共通して持っているという親近感や平等意識があるから他人と比べてどうということはない。目指す思いは一緒、誰もが豊かに幸せになりたいと努力する社会は活気があって楽しいかも。

でも、わたし達は次の世代に生まれてきました。物に溢れ多くの選択肢があるからこそ迷うという社会。物質的には豊かだけど心は貧しいと言われています。

確かに何を選択するかによって多くのパターンと可能性があるから個人の差が大きいです。幸せな人は益々成功を重ね不幸な人は逆パターンをくり返しているように見えます。

でも本当にそうだろうか?と思う。せっかく何でも選ぶことができるのだから遠慮しないで欲しい現実を引き寄せればいいのに。できない理由を勝手に決めつけているだけなんじゃないか?と気づいた人から次の段階に進んでいるのかなと思う。だから気づいた者が勝ち組になります。

わたしは・・・たぶん、ある意味勝ち組です(笑)

自分が本当にしたいと思う仕事をしていますし、それによって得るものはお金以上に大きいです。お金だけが目的であれば、もっと稼ぐことは充分に可能だけど、そうはしていません。

それは、お金儲けに夢中になると大切なことを忘れてしまうことを知っているからです。まだ、その時間をわたしは愛しく思っているので手放すつもりはありません。それにお金を稼ぐだけだったら誰でもできますからね(笑)

誰にもできないことをしたい、と思っているので贅沢なのです。それは、たぶん他の人からすれば興味がなかったり、どうでもいいことかもしれないけどね。

ホントにあまのじゃくなので多数が求める幸せを好まない傾向があるのです(笑) でも、それが自分の一番いいところだと思っているので始末におえないかも。

・・・つまりそういうことか、と理解しました。先週あれだけ落ち込んだりやりきれない気持ちを感じたのに元気に浮上している自分に驚くばかり。せいぜい一日二日、長くて一週間で立ち直る術をもっているみたいです。

ドタキャン以外にも色々重なって本気で仕事を休業するしかないかも、と一瞬だけだけど考えたくらい久しぶりに自信喪失に陥りましたからね。でも、こうして復活してみると前以上にパワーアップした感があるので必要な落ち込みだったのかなと思います。

たまには落ちないといけない、を再確認しました。ずっと上がり調子で行くと疲れるので時には落ちることも大切なのです。落ちることで次に上がることができます。

ストップ高のままでは市場は動きません。伸びっぱなしのゴムがゴムとして意味がないことと同じです。伸ばしたままの用途であれば別の物のほうがいいです。ゴムは伸び縮みしてこそゴムです(笑)

人間に例えると、やはり人は悩んでこそ人間です。苦しんでこそ人間であり、乗り越えることで強く優しくなれるのだと思う。最初から優しい人はいません。上辺だけの優しさは気の弱さでしかない。

本当の優しさは深く大きいのだと思います。心に響く優しさ。それを身につけるには多くの経験が必要なのかなと思う。

きちんと一つ一つを大切に受け止めてチャレンジをギフトに変えよう。徹底的に学ぼう、見出そう、できると信じようと思います☆

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