Disorder

心の不調とお薬の関係

心療内科は今では一般的に通われる方もいると思いますが、少し前までは敷居の高い場所でした。うつや自律神経失調症、強迫神経症、その他様々な診断名がつくことを恐れる人も多くいると思います。

でも、場合によっては投薬することで早く症状が改善されることもあるので、カウンセリングだけでは不十分なこともあります。

しかし、実際は診療時間は限られているため思うようにいかないこともままあると思います。

数年前の私の心療内科体験

以前、心療内科に1回だけ行ったことがあります。短い時間だった為か、てきぱき処理された印象はありました。

原因不明の首の痛みがあり、レントゲンや他の診察を受けても何の原因もみつからず、もしかして心因性のものかも?と思い思いきって心療内科の門を叩いたのです。

すると、仕事のストレスによる軽いうつ症状と判断され、抗うつ剤のお薬を2週間分出してくれました。ついでに会社を休む為の診断書をもらったのですが、実はこの診断書が欲しくて受診したのが本音だったのかもしれません。

当時勤めていた会社はとても厳しく、医師の診断書なしには休むなどとてもできませんでした。ですから必要以上に辛い状況を訴え涙したことを今でもおぼえています。

そして、休職すると開放感からか回復しました!

お薬も3日間ほど飲んでみたのですが、身体がだるく何も考えられない状態になったのでやめました。本当は医師に相談する必要があったのかも?と今では思いますが症状がなくなったので問題ないと思ったのです。

また、治っておきながら・・・・とも思いますが医師に対する不信感が芽生えたのも本当です。

簡単な診断で2週間分もお薬が出たり、診断書も書いてくれたので驚いたのです。すべてわかってやってくれたとしたら凄いですけどね。

だけど、あのままお薬を飲み続けたら依存症にならなかったかな?と思うと少しコワイ気もします。「うつです」って言われるとそんな気になりますし、実際うつの本をいくつか読んで自分でも思い込んでいましたから・・・

その後カウンセラーの道へ

でも、この体験から、もっと話をちゃんと聞いてくれたらどうなっただろう?と思うようになりました。本当に言いたかったこと、伝えたかったこと、わかって欲しかったことはなんだったのかと。

だからこそ、その後カウンセラーの道を進みはじめたのかなと思うのです。本当はお薬の必要のないプチうつの人はたくさんいて、そんな人達に役に立つことができるのではないかと不遜ながら思えたのです。

話を聞いてくれる人がいる、思いをわかって受け止めてくれる人がいる、自分を信じてくれる人がいる・・・と思うことは力になるはずです。

協力体制が必要

心療内科では時間が短いがカウンセリングだけでは物足りない。そんな時には両方で補足しあうことができれば一番いいと思います。

今後はネットワークを広げて協力してサポートできる体制を作っていきたいです。

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