Turquoise area
連続体験記 Part-3
A さん(32才・女性)
3回目の過去生を見て最初に感じたのは、私が彼女に対して、ひどい事をしてなくて良かったとホッとしたことです。もし私が彼女を殺していたり、意地の悪い事をしていたとしたり、今生と逆の事をしていれば、今生の私に起きている事も、きちんと認め受け入れ、許してもらわないといけない事を学ばなければならなかったでしょう。でも、正直いって、そうなんじゃないかと腹をくくっていました。
今回の過去生では、ギリシャのずっと昔の時代のようでした。私は36才の男性で、仕事のパートナーの彼が今生の彼女でした。彼はとても冷たい感じの人でしたが、仕事は良くでき、プライベートでも良き友人になれればと、私は必死に打ちとけようと努力していました。自分の事や家の事、奥さんの事をいつも話し、私の家で食事をしようと誘ったりもしましたが、彼の心を開く事はできませんでした。逆に彼に恨みやうらやましさをつのらせてしまっていましたが、私はそれに気づきませんでした。もうすぐ子供が生まれる事に喜びを感じ、奥さんと子供の為に、出世して家族をもっと幸せにする事ばかり考えていました。「のーてんき」な私でしたね…(汗)
出世するチャンスが来て、彼と待ち合わせをして、上官の所に行く約束をしていましたが、どんなに待っても彼は来ませんでした。上官の所に行く時間も過ぎてしまいましたが、私は彼を待っていました。結局、彼は来なかったので、ずいぶん時間に遅れましたが、上官の所に行くと、彼がそこにいて、私は上官から怒られ、出世の道と、そして仕事を失いました。上官に怒られている時の振り向いた彼の目は、今生の彼女の目と同じでした。恐怖感と絶望感だけが私を包み、そのまま、町を彷徨い、私は崖の上から飛び降り自殺してしまいました。私は信じていた仕事のパートナーからも、奥さんからも裏切られ、今、思い出すだけでも、その絶望感はおそってきます。
あっという間の出来事のように感じました。あの後、身体から抜け、彼と奥さんと話をしました。彼は最初、私が死んだ時、これで自分に幸せが来ると思ったそうです。奥さんと結婚し、一緒に子供を育てましたが、結局別れてしまったそうです。他人の幸せを横取りしても本当の自分の幸せにはできなかったと… そして、私に謝っていました。膝をつき頭を抱え泣いていました。私は彼を許せました。彼もさみしかったんだなと…
奥さんとも話をしました。言い訳は聞きたくなかったんだけど… 奥さんは彼に同情していたそうです。いつも孤独だった彼に。同情から彼とつき合うようになったと言っていました。奥さんも私を失った事を、彼と別れてから痛感し、生まれてきた子供を、私の分も大切に、大事に愛情いっぱい育ててくれた事を話してくれました。私は奥さんに、自殺してしまった事を謝り、子供を、自分の分まで一生懸命育ててくれた事に感謝しました。その子供は今生の彼でした。
私が今回の過去生で感じた事は、なぜ今生で同じ事を彼女がくり返しているのか?という事です。彼女自身が、この過去生でも学びきれていない何かがあるのか?という事です。それと、私自身も、もっと周りの意見に耳を傾けなければならないということを学びました。今生の彼と別れた時も、もう私は生きていてもしょうがない、死んでしまいたいと、ずっと思っていました。でも、もし死んでいたら、来世で、また同じ事がくり返されたでしょう。人の気持ちを理解しなくてはいけないのかなって思います。
私は、駆け足するように3回も過去生を見ました。今生の彼女は、今、私の存在におびえているのかもしれませんね。もし過去生の記憶があるならば… 私はたくさんの事を感じました。生きていた時代、年代で、大変な事を経験していたんだなぁと。これを、ゆっくり時間をかけて感じていこうと思います。まだまだ感じられる事がたくさんあると思います。そして、別れた彼がソウルメイトである私を、見つけてくれた事に感謝し、心の中で彼を愛し続けようと思います。どんな時代でも彼は私の側にいてくれました。今生でも別れたとはいえ、彼からの連絡はあります。彼自身が何かを感じて、私と縁を切れずにいるのかもしれません。私も、もっともっと成長しなければいけないなぁと思っています。
少しずつですが、私も変わり始めています。人に素直に「ごめんなさい」と言えるようになりました。そして、人を助けてあげられるようになりました。そして「ありがとう」という言葉をうれしく思えるようになりました。それは、「ありがとう」と言ってもらいたくてするのではなく、素直に「どうぞ」とか「大丈夫ですか?」と思ったからしただけ。今までとは違った「ありがとう」を感じています。
自分の気持ちが見えてくるといいなと心待ちにしています。そして、また、セラピーを受けるタイミングも、わかってくると思います。その時はまた、お世話になりますので、よろしくお願いします。こんな穏やかな気持ちを感じられるのは2年半ぶりです。先生ありがとうございました。2004.10.05
